11月 02 2010

きれいな歯並びになるために

矯正用ハブラシ

8月の終わりから歯科矯正を始めました。写真は日本の友人が送ってくれた矯正用の歯ブラシです。私は八重歯持ちで、上顎犬歯が両方とも叢生の状態で生えています。医学的には八重歯を伴う私のような歯並びを「犬歯の低位唇側転位(ていいしんそくてんい)」っていうんですって。なんだかすっごい難しい大事感を連想させるような響きですが、要は犬歯の位置が不正にある乱ぐい歯で、歯並びが悪いということです。日本ではエクボや涙袋なんかと並んで八重歯も1つのチャームポイントとして捉えられた時代があり、そのお陰であまり否定的な意見や偏見はありませんが、欧米の審美感では八重歯=beautyやprettyには決してならず、「ドラキュラの歯」とか「悪魔の歯」といった不吉の象徴みたいな嫌われ歯として捉えられる傾向にあります。とはいえ、10年以上海外で暮らしていますが、「ドラキュラ」というニックネイムをつけられたことも、「悪魔」と呼ばれ敬遠されたこともありません。しかも自分の歯並びをコンプレックスと思ったことも実はなく、歯並びが悪いから笑うのが恥ずかしい〜なんていう感覚もないまま、むしろ誰よりも大きな口を開けてワッハッハと笑ってきた人生です。ただ、子供の頃から歯医者さんに行くたびに矯正治療を薦められたのは事実で、実際、小さい頃に何度も両親に「矯正しよう」と言われたのを覚えています。当時の矯正装置はもっとギラギラとごっついもので「あんなもんが口に入ったら大変なことになる」と子供ながらに感じ最後まで首を縦に振らないままとうとう逃げ切った小さな私だったのですが、今となればあの頃ちゃんと両親の言うことを聞いておけばよかったとつくずく思います。

両親と歯医者さん以外で唯一面と向かって「歯並びを治しなさい」と言ったのが旦那さん。「いいよこれで」とかわし続けてきたのですが、日本に帰国した昨年と今年で4本の親不知を全て抜歯し、虫歯も全部治療済みの状態でノルウェーに戻ったら絶好の機会到来とばかりに「どう、矯正?」と改めて旦那さんに薦められ決心しました。でもこの時点ではまだ心の中で「ドクターのお話を聞いてから改めて決めればいいや」なんていう若干逃げ気味、若干おき楽な考えがあったのですが私は甘かった。案の定というかなんというか、ここは欧州、ドクターには歯並びのみならず銀色の詰め物や被せものにも大層驚かれ、矯正治療の話よりも矯正後に全部白にかえる治療の話の方がむしろ長かった。つまり「矯正はやって当たり前」という状況で「改めて考えればいいや」という私の密かな計画は見事に打ち消されたのでした。優柔不断かつ小心者の私にはこれでよかったのかもしれませんが、2回目の診察で顔面や頭部のレントゲン、それから器具で口を開いて口腔内の写真を色んな角度からバチバチとられ、3回目の診察では上下全ての歯に装置が入りあれよあれよとあっという間に矯正生活がスタートしたのです。「抜かない矯正」というのを最近耳にするようになりましたが、私の場合、顎がとても小さいようで上下2本ずつ、計4本の抜歯をしないといけないという診断結果でした。今月はその4本の抜歯月間。柔らかい食べ物でさえ食べづらいというのに、4本の歯を失った後はいったいどうなってしまうんだろうか...??? 装置を付けて以来、ずっとお腹が空いてるんですが。

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