2月 25 2011

驚愕のホースシューベンド
〜グランドサークルの旅〜

Horseshoe Bend, AZ恐らく「ワイドレンズ」でなければこの被写体の全貌をカメラに収めることはできないだろう。だが、たとえワイドレンズがあったとしても「勇気」がなれければこの峡谷を覗き見下ろすことさえできないだろう。それだけ巨大であり、それだけ落差のある断崖絶壁なのである。ホースシュシューベンド(Horseshoe Bend)、コロラド川が削りだした大峡谷。

残念ながら私は「ワイドレンズ」も「勇気」も持ち合わせておりませんでした。この写真をとった場所まではなんとか行けても、それ以上は怖くて近づけませんでした。更にもう一つ残念なことを言えば、谷底が陰になってしまう時間帯にきてしまった、ということでしょう。湾曲を描きながら蛇行するコロラド川は写真のようなこんな色ではなく緑でした。そして、手前側のコロラド川はもちろんのこと、向こう側に連なり広がる稜線が全くこの写真には収められていません。それらが含まれてはじめてこのホースシューベンドの壮大なスケールが露になるのです。垂直に切り立つ300mの断崖絶壁に展望台なんてものはありません。柵だってありません。手すり一本でさえない。まさにあるべき姿のむきだしの自然。コロラド川はどれほどの歳月をかけて大地を削り、この深い谷を作りだしたのでしょう? 今もなお浸食を続けているこの峡谷、いつの日か形が変わり、崩れ、そして消えてなくなってしまうかもしれない。それが行く末の形ならば、それもまた自然の成すこと。ホースシューベンド、威風堂々たるその風格に畏敬の念を抱きました。

Horseshoe Bend, AZここがポイント、ホースシューベンド !

  • 20分くらいの目的地までは「赤い砂浜」みたいなアップダウンあり、岩場ありの未舗装トレイルなので、ハーフタイプのマウンテン、トレッキングシューズが絶対おすすめ。
  • 最初の登り坂の上に到着したら前方の壮大なパノラマビューだけではなく、くるっと振り返って後ろも合わせて見るといい。実は360度すごいのです。
  • 多分、午前中に行くと奇麗なグリーン色の川が見れるはず。
  • 写真にこだわる方は「超」広角レンズ持参で。
  • 周りの砂岩観察も是非。見事なフォーメーションの岩がいくつも発見できます。

最後に余談ですが、このホースシューベンド、十数年くらいまではほとんど人が訪れることのない場所だったんですって。手を加えられたこの入り口の標識でさえなかったようです。だから私達が持参した「lonely planet」のガイドブックにのってないのでしょうか(2008年版ですが)!? もしかしたらこれから断崖沿いに柵とかできるのかもしれませんね。このトレイルも舗装されちゃったりして。ありのままの姿で存在し続けてほしいものですが。

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