3月 23 2011

岩山の庭園、モニュメントバレー
〜グランドサークルの旅〜

Monument Valleyどーんとした迫力感。圧倒的な存在感。実に、実にかっこいい。陰までもかっこいい。テレビや映画などでお馴染みのモニュメントバレー (Monument Valley Navajo Tribal park )ですが、写真や映像よりもはるかにでっかいその姿にびっくりさせられました。とくにこの写真の中の有名な3つの岩山においては、形状もさることながら、計算して配置されたかのような位置バランスが絶妙で、深く感心してしまいました。大地の表面からドカーン、ドカーンと荒野の上に岩山が隆起したように見えるんですが、そうじゃないんですよね。SF映画じゃあるまいし...。

Monument Valley旅をしたグランドサークルは、このモニュメントバレーも含めてコロラド・プラトーと呼ばれる高地の上に存在してるのですが、形成されてる地層や成分などから、遠い昔はメキシコ湾と繋がる海底にあったと証明されています。地殻変動による太平洋プレートと北米プレートの衝突により下に沈み込んだ太平洋プレートが大陸の西側、つまり現在コロラド・プラトーがある地面を強く上に押上げ地形が誕生しました。それが6500万年前のこと。って、絶対こんな簡単に説明できることではないと思うんですが、私にはこれで十分(これ以上は理解不可能)なので続けます。

Monument Valley誕生したのち、コロラド川の激流に浸食される運命を辿るコロラド・プラトー。このモニュメントバレーが存在するエリアもその一つです。浸食に加え風化も激しく受けながら、固い部分だけが残った残丘の姿がこのモニュメントバレーの岩山たち。つまり、もともとは岩の頂上あたりの部分が地面だったということです。言い方をかえると、私が立った場所は浸食と風化によりできた平坦地ということになります。「・・・」。う〜ん、本当でしょうか!? 本当に本当にそうなんでしょうか!?  この岩山たちの姿があまりにも個性的なので、自然の摂理を知っても得心がいかない。因にこのモニュメントバレーはコロラド・プラトーの中で最も風化が進んだエリアなんだそうです。もちろん今でも風化は進行中。あのグランドキャニオンも浸食と風化を受けながら、遠い遠いいつの日か、このモニュメントバレーのような姿になるだろうと言われているそうです。

Monument Valley園内を周回できる27kmのバレー・ドライブ(Valley Drive)を走り、私達もぐるぐるとビューポイントを巡ってきました。凸凹が激しい未舗装なので当然スピードは出せませんが、旦那さんは景色以上に砂塵を巻き上げながらのこのオフロードの走りを楽しんでたように思います。さて、園内にはいったいいくつの岩山があるのでしょうか? 一つ一つに名前がついてるんですが、最初の写真の「ミトン」のように「らくだ」とか「親指」といったような名前の由来が一見すれば分かるものから、思わず拝みたくなるような神々しい姿の岩山まで、想像してた以上にたくさん散在してました。風化が激しいエリアだけあって風がものすごく強く、4WDに負けないくらい私達も赤砂にまみれたバレー・ドライブとなりましたが、広大な荒野に屹立する岩山たちに砂塵が舞い上がるとより一層雰囲気が出て、惚れ惚れしちゃうほどの景観でした。

Monument Valleyここかポイント、モニュメントバレー!

このモニュメントバレーは、ネイティブ・アメリカンの中でも最大の人口をもつナバホ民族の居留地内に存在しています。なのでお土産屋さんには彼らの民芸品が並んでるんですが、これがとても素敵で、ツボにはまりまくりでした。写真の「ココペリ」が描かれた壷、可愛くないですか? すごく欲しかったのですが、ノルウェーまで持って帰るのはちょと無理ということで、壷の上にかかってるような砂絵を1つ買いました。他にも、幾何学模様を配したナバホ織のラグとかもとても素敵だったし、ターコイズのアクセサリーなんかも可愛いのがいっぱい。ただし、アクセサリーは路肩のテントなどで売ってるお店のほうがだいぶ安かったような気がします。

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