5月 16 2011

ローマの醍醐味は街歩きにあり!

Fontana di Trevi友人と一緒にローマ、フィレンツェを巡るイタリア旅行に行ってきました。どちらも何度か訪れたことのある場所ですが、両都市とも最後に行ったのは13年も前のこと。よその国に行くということはそれだけで気分が高まるものですが、私にとってイタリアは別格で、何度行っても常に上質な刺激が視覚や味覚に届くので、得られる満足度が群を抜いて高いのです。平たく言えば「一番好きな国」として昔も今も君臨しています。今回は気心の知れた友人と一緒ということも重り、それはそれは愉快な旅となりました。

Foro Romanoまずはローマ。イタリアに限らずヨーロッパにはプラプラとただ歩くだけでも十分楽しめる街がたくさんあると思いますが、ローマの街こそそんな「プラプラ歩き」が楽しめる場所ではないでしょうか? できれば地図を持たず、できればあえて路地に入り、キョロキョロと思いっきり彷徨ってみる、なんていう提案が全ての人に受け入れられるとは思いませんが、歩けば必ず名所や遺跡に巡り会えるのがローマの街。街の中に遺跡があるというよりも、遺跡の中に街があると言った方が表現としてはしっくりきます。

街の起源は2500年以上も前、遠く古代ローマ帝国時代まで遡ります。なのでこっちに行けば紀元前に建てられた建築物、あっちにいけば中世のロマネスクや近世のバロック建築といった具合に、時代と共に変化する様々な建築様式が街の中に混在しています。それがローマのすごいところ。しかも歴史の延長上にある「現在」が、景観を損ねることなく調和しながら存在している。石畳が残る古い街並が好きでこれまで色々なところに行きましたが、これほど様々な時代が色濃く混在し且つ今なお生き続けている街を私は他に知りません。恐らく世界中探してもローマだけではないでしょうか?

Colosseo遺跡について少し触れてみるならば、といっても古代遺跡に関しての知識は未だかけらほどもないのですが、私が人生で初めて肉眼で見た古代遺跡はこのローマでした。「すごいなー!」と全く知識を持ち合わせていない私にも、その貫禄のある様から歴史の重みがズシリと伝わってきたのを覚えています。古代遺跡の代表格でもあるこの写真の「コロッセオ」が建てられたのは今から2000年も前のこと。日本ではお米作りが始まった弥生時代の頃です。住居や倉庫を建てる建築技術は生まれてはいたものの、ようやく「ムラ」と呼ばれる共同体が形成されたという時代に、このローマでは5万人も収容できる、しかも娯楽施設が建設されていたわけです。中で行われていた「娯楽」の内容はさておき、いかに古代ローマ帝国が高度な文明と富を持ち合わせた強大国であったかを物語っています。

時間は経過してても私の知識量には全く発展がないようで、今回も昔と全く同じ内容を頭の中で反復しながら、ひときわ威光を放つコロッセオを「すごいなー!」という眼差しで見上げたわけなんですが、五感に頼れば知識が全くなくても驚きや感動を与えてくれるのがローマの街。しかも連続で。「地図を持たずに彷徨う」ことができるほど時間に余裕がある旅人ではありませんでしたが、過去のどの訪問よりもずっとゆっくり散策することができたので、とても充実した滞在だったように思います。それにしても街中よく歩いた。持つべきものは体力のある友人です。

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カテゴリー: 旅行, イタリアの旅 | 2件のコメント
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