4月 29 2012

華麗なる明太子パスタ

華麗なる明太子パスタ大げさなタイトルがついていますが、私がつくるパスタが「旨い!」と豪語しているわけでは決してありません。日本で暮らしていれば、いつでもどこでも食べれるこの料理が、ここでは「ごちそう」の仲間入りをしてしまう、というお話です。

明太子は、実家に帰るたびに、母が博多のふくやさんに注文し、持たせてくれる貴重な食材です。冷凍保存しながら少しずつ食べていますが、冷凍庫の中にその姿をみるだけでもささやかな幸せを感じます。

いつもなら刻みネギと海苔をトッピングするか、青じそドレッシングをほんの少しかけて食べるのですが、青じそがないからやむを得ずドレッシングを代用しているだけであって、できることなら写真のように、「刻み海苔+青じそ」にするのが一番理想とする完成品です。

この青じそは、最近一時帰国されたEさんからの頂きもの。海外在住者ならではのナイスチョイスなこのお土産に、どれほど私が胸キュンしたことか。「青じそが頂点を飾った明太子パスタ」・・・こうなればもうささやかどころの幸せではありません。

明太子にしろ青じそにしろ、日本にいれば容易く手に入る食材ですが、日本から運んでこない限りここでは食べることができません。そういった「欲しくても無い」という食べ物が当然いっぱいある海外での暮らしですが、帰国した際にまとめ買いして送ったり運んだりしているので、この明太子パスタのように、海外にいながらも以外と食べたい味がちゃんと食べれている食生活が送れています。もちろん日本で生活しているようにはいきませんが、少なからず、食恋しさからホームシックにかかるような暮らしぶりはしていません。

とはいえ、食べ尽くしてしまえばそこで終わりというのが悲しいところ。だからこそありきたりな食材や料理でも、簡単に手に入らないこちらでは価値があり、「ごちそう」の仲間入りをしてしまうのです。「ステーキよりも納豆の方がごちそうだ!」と言う海外在住者は私の他にも大勢いるはずです。加えて言えば、そういった「ごちそう」は、美味しいという感覚以外に、「ほっとする」といったプラスαの感覚を必ずもたらしてくれます。もしかしたらメカニズム的にはその+αの方が先で、「ほっとする」という安らぎ感覚を実感したくて、日本の味が食べたくなるのかもしれません。

「華麗なる明太子パスタ」は、理屈抜きに旨いごちそうでした。味わい尽くしてほっとして、舌も心も大満足♪ 私が作ったパスタなのに・・・です。恐るべし、青じその力!

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カテゴリー: ノルウェー生活 | 4件のコメント