5月 30 2011

I ♥ FIRENZE

Cattedrale di Santa Maria del Fiore, Firenze「花の都」という美称を持つフィレンツェは形容する言葉には事欠かない。芸術の美、食の美、ファッションの美と、まるで「美の集合体」のようなこの街に私もすっかり魅了された一人です。私のイタリア好きはここから始まったといっても過言ではなく、何度でも訪れたい、できれば住みたいとまで思ってしまうほど心惹かれてしまいます。

ここはルネサンス文化が華々しく開花した街、ということはいうまでもないことですが、代表画家であるボッティチェリを始め、三大巨匠と呼ばれるダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラフェエロなどが残した比類ない傑作のコレクションが収蔵されています。彼らを支援し、演出を施し、フィレンツェを黄金時代へと導いたメディチ家の痕跡も街のあちこちに色濃く残り、一族のコレクションを所蔵しているウフィツィ美術館などまさにルネサンス芸術の宝庫です。

Cattedrale di Santa Maria del Fiore, Firenzeどれをとってみてもこの街の「花」となる至宝の数々ですが、中でも「建築学上の奇跡」と称される巨大クーポラ(ドーム型の屋根)を持つ「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」など正にこの街が咲かせた大輪の花、ではないでしょうか? コンピューターは勿論、クレーン車などの建築機械も存在していない時代にどうやってこれほどの巨大建造物を造ることができたのでしょう? 凡人の私には想像すらできませんが、知恵と技法を追求したに違いない創造者たちの熱き情熱に想いを馳せずにはいられません。

Firenze, Italy大聖堂のクーポラに登ればフィレンツェの街が眼前に広がり、ジョットの鐘楼に登れば、そのクーポラと街がセットとなって間近に望むことができ、どちらもスケール的には迫力があって素晴らしいのですが、私は、街全体と向かい対することができる「ミケランジェロ広場」から望む景色が一番好きです。目の前には大聖堂とクーポラ、眼下にはゆったり流れるアルノ川、そして左手にはフィレンツェ最古の橋、ポンテ・ベッキオ橋。これら全てが同時に一望できるというなんともよくばりな展望のメッカ。

私にとって、まるで一幅の絵のような風雅溢れるこの景色そのものが芸術作品であり、花の都フィレンツェの風景です。何度同じ場所に立っても「あ〜なんて美しい街なんだろう」と、初めて出会ったような新鮮な感動を与えてくれます。栄華を極めた往年の歴史が刻まれているような「本物」の展示品。私の目にはこの風景こそが「不朽の名作」に映ります。

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I ♥ FIRENZE への4件のフィードバック

  1. k.s のコメント:

    あちらこちらと覗かせて頂き楽しませて頂きました。

    • kyblog のコメント:

      k.s.様

      いつも温かい目で読んでいただきありがとうございます。こちらも、k.s.さんが残してくれるコメントを楽しく拝見させて頂いてます。

  2. Tee のコメント:

    フィレンツェは本当にいろいろな意味で、驚いたし、感動したし、楽しめました。また、イタリアに行くとしたら、ぜひフィレンツェはコースに入れたいところです。やっぱり、素晴らしい写真ばかりでしたね。ローマに比べて数が多い所でも、I ♥ Firenze度合いが伺えます。

    • kyblog のコメント:

      Teeさん

      「I ♥ Firenze」のTシャツを買い損ねたので、タイトルに入れちゃいました(笑)。ブログや写真をこうして記録しておくことは楽しいですし、特に今回、いかに私の記憶が頼りないかを思い知らされたので、このサイトをつくっててよかったって思いました。ただしやはり記録よりも記憶です。今回の旅は何年経っても記憶から消えないような気がします。

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